90分セッション（ｲﾄｰﾖｰｶﾄﾞｰ相模原店4F ｽﾎﾟｰﾂﾊﾟｰｸ）

サービス内容

私たちの90分間のセッションは、単なる運動やストレッチの時間ではありません。それは、数千年の歴史を持つ伝統的なヨーガのエッセンスと、最新の科学的研究によって裏付けられた、あなたの心と身体を根本から整えるための特別な時間です。難しいポーズを目指すのではなく、ご自身の内側にある「心地よさ」や「安心感」を何よりも大切にします 。 心と脳を整える「呼吸」との同調 セッションの中心にあるのは、ヨーガの真髄ともいえる「呼吸との同調」です 。一つひとつの動きを、深く、ゆったりとした呼吸と丁寧に合わせていきます。   なぜ、これほどまでに呼吸が重要なのでしょうか。近年の脳科学研究により、その理由が明らかになってきました。意識的な深い呼吸は、不安やストレスを感じる脳の領域（扁桃体）の活動を鎮め、理性や集中力を司る領域（大脳皮質）を活性化させることが分かっています 。これにより、自律神経のバランスが整えられ、まるで心の波が静まるような、穏やかで深い平安がもたらされるのです 。実際に、ヨーガが高齢者の認知機能やバランス能力を改善するという研究報告もあります 。   細胞レベルで起こる、健やかさへの変化 ヨーガ療法の効果は、心の平穏や身体の柔軟性だけにとどまりません。近年の研究では、私たちの身体の最もミクロな単位である「細胞」や「遺伝子」のレベルにまで、良い影響を与える可能性が示唆されています。 抗炎症・抗酸化作用: ストレスや加齢によって引き起こされる身体の「サビ」ともいえる酸化ストレスや、慢性的な炎症は、様々な不調の原因となります。ヨーガの実践は、これらの炎症反応を抑制し、酸化ストレスを軽減することが複数の研究で示されています 。身体の内側から、健やかな状態を守る力になります。 遺伝子レベルでのエイジングケア: 約3ヶ月間にわたってヨガ療法を続けたところ、元々のストレスレベルが「普通」だった健康な参加者において、最も効果的な健康改善が見られました。具体的には、体の炎症を引き起こす遺伝子（NFκB1など）の活動が減り、炎症を抑える遺伝子（IL10など）の活動が増えるといった、遺伝子レベルでの好ましい変化が確認されました。健康に関わる遺伝子の働きにも、良い影響を与えることが示唆されており、まさに細胞レベルからのエイジングケアが期待できるのです 。   （1. 論文タイトルと著者名、掲載誌情報：• 論文タイトル: Effects of Yoga Therapy on Psychological and Gene Expression States of Healthy Subjects• 著者: Sayaka Higuchi, Yukiko Kezuka, and Shohei Mitani• 掲載誌: Original TWMUJ (Tokyo Women’s Medical University Journal)• 巻号/ページ: 8: 65-73• 発行年: 2024• DOI（デジタルオブジェクト識別子）: 10.24488/twmuj.2023020、ライセンス情報：この論文は、**クリエイティブ・コモンズ表示ライセンス（CC BY）**の条件の下で配布されています） この90分は、あなたの心と脳に静けさをもたらし、身体の隅々の細胞にまで活力を届けるための、ホリスティック（包括的）な時間です。未来の健康への最も確かな投資として、ぜひご自身の心と身体でその変化を体験してください。